N1 · 日本文學
坊っちゃん
少爺
坊っちゃん【萩野の下宿とマドンナの正体】
おれは即夜下宿を引き払った。宿へ帰って荷物をまとめていると、女房が何か不都合でもございましたかと云う。
那天夜裡我便搬出了那家下宿。回去收拾行李時,那女房說有什麼不滿意嗎,有的話請說,我會改善的。
どうも驚ろく。世の中にはどうして、こんな要領を得ない者ばかり揃ってるんだろう。まるで気狂だ。こんな者を相手に喧嘩をしたって江戸っ子の名折れだから、さっさと出てきた。
真是搞不懂。世上怎麼盡是些不知所云的人。簡直像瘋子。跟這種人吵架有失江戶男兒的面子,所以利落地搬了出來。
出た事は出たが、どこへ行くというあてもない。ふといい事を考え付いた。おれが敬愛するうらなり君はこの町内に住んでいる。
雖然搬出來了,卻不知道要去哪裡。突然想到一個好主意。我所敬愛的「瓜蒂先生」就住在這一帶。
本章字詞節錄
- 即夜そくやN3
當天夜裡;就在那個夜晚
- 引き払ったひきはらうN2
搬離;騰出;退出(住所)
- 女房にょうぼうN3
妻子、老婆
- 不都合ふつごうN2
不方便;有問題;不妥當