N1 · 日本文學
李陵
李陵(四)
十日の間、浚稽山の東西三十里の中には一人の胡兵をも見なかった。
十日之間,浚稽山東西三十里之內,連一個胡兵也未見。
彼らに先だって夏のうちに天山へと出撃した弐師将軍はいったん右賢王を破りながら、その帰途別の匈奴の大軍に囲まれて惨敗した。
比他們更早於夏時出擊天山的貳師將軍,雖一度擊破右賢王,卻在歸途遭另一支匈奴大軍包圍而慘敗。
漢兵は十に六、七を討たれ、将軍の一身さえ危うかったという。
漢兵每十人中有六七人被殺,據說連將軍本人都險遭不測。
本章字詞節錄
- 十日とおか
十天;十號(日期)
- 間あいだ
之間、縫隙
- 浚稽山しゅんけいざん
浚稽山(漢代北邊地名)
- 中なか
中、裡面