N1 · 日本文學
ヴィヨンの妻
維庸之妻
ヴィヨンの妻(八・井の頭公園)
とろとろと、眠りかけて、ふと眼をあけると、雨戸のすきまから、朝の光線がさし込んでいるのに気附いて、起きて身支度をして坊やを脊負い、外に出ました。
迷迷糊糊地正要睡去時,我忽然睜開眼,發現晨光從雨戶縫隙射進來,便起身收拾、把孩子背在背上,出了門。
もうとても黙って家の中におられない気持でした。
我已實在無法默默地待在家裡了。
どこへ行こうというあてもなく、駅のほうに歩いて行つて、駅の前の露店で飴を買い、坊やにしゃぶらせて、それから、ふと思いついて吉祥寺までの切符を買つて電車に乗りました。
也沒個明確去處,就一路走向車站,在車站前的小攤買了飴糖讓孩子含著,接著一念之差買了到吉祥寺的車票,搭上電車。
本章字詞節錄
- かけてかける
掛、開(多義動詞)
- 眠りねむり
睡眠、入睡
- 眼めばかりN4
眼睛
- 朝あさN5
早晨、清晨