N1 · 日本文學
津軽
津輕
津軽(四十四・たけとの再会)
戸を開けてくれたのは、五十くらゐの、痩せて、目の鋭い女であつた。
為我開門的,是個五十來歲、清瘦、目光銳利的女子。
「あの、私は、東京から参りましたが、こちらに、たけ、といふ方はをられますでせうか。」
「那個,我是從東京來的,請問——這兒有位叫『たけ』的人嗎?」
女は、しばらく私の顔を眺めて、それから急に表情をやはらげて、「あら、あら、修治さんでねがすか。」と言つた。
她端詳我的臉好一會,忽然表情緩和下來:「啊呀,啊呀,這不是修治少爺嗎?」
本章字詞節錄
- 戸と
門、門扇
- 五十ごじゅう
五十、50、五十
- 目めのした
眼睛、眼
- 鋭えい
鋒利、利刃