N1 · 日本文學
津軽
津輕
津軽(三十八・龍飛の漁師の家)
岬から戻つて来ると、私は、ある一軒の漁師の家の戸を、おそるおそる叩いてみた。
從岬角走回來後,我戰戰兢兢地敲了一戶漁夫人家的門。
「ごめん下さい、東京から来た者です。一晩、お宿を貸して頂けないでせうか。」
「打擾了,我是從東京來的。能否借宿一晚?」
戸を開けてくれたのは、五十くらゐの、日に焼けた、いかにも漁師らしいおぢさんであつた。
為我開門的是一位五十來歲、皮膚被太陽曬得黝黑、十足漁夫模樣的大叔。
本章字詞節錄
- 岬みさき
海岬
- 私わたし
我(第一人稱)
- 一軒いっけん
一棟(房)
- 漁師りょうし
漁夫