N1 · 日本文學
津軽
津輕
津軽(十三)
いよいよ青春が海に注ぎ込んだね、と冗談を言つてやりたいところでもあらうか。
「青春終於注入大海了呢」——大概是想開個這樣的玩笑吧。
この浅虫の海は清冽で悪くは無いが、しかし、旅館は、必ずしもよいとは言へない。
這片淺蟲的海雖清冽宜人,可是旅館卻未必能說好。
寒々した東北の漁村の趣は、それは当然の事で、決してとがむべきではないが、それでゐて、井の中の蛙が大海を知らないみたいな小さい妙な高慢を感じて閉口したのは私だけであらうか。
寒颯颯的東北漁村風情,這當然如此,原也不該責備;可即便如此,那種如井底之蛙不識大海般微妙的小自得,叫人受不了——難道只有我這麼覺得嗎?
本章字詞節錄
- いよいよいよいよ
終於、果真
- 青春せいしゅん
青春、年輕歲月
- 海うみ
海、海洋
- 冗談じょうだん
玩笑、笑話