N1 · 日本文學
地獄変
地獄變
地獄変(四・大殿様の御申しつけ)
ある日、大殿様は、良秀をばお召しになつて、屏風の絵を一双、描かせ給ふ事になりました。
某日,大殿召見了良秀,命他繪製一雙屏風畫。
その絵の題目はと申しますと、ほかでもない、地獄変相、即ち地獄変でございます。
至於畫的題目,正是別的——地獄變相,亦即〈地獄變〉。
良秀は、御申しつけを承りますと、しばらくは何やら考へ込んでをりましたが、
良秀領了大殿之命,沉思了好一陣子。
本章字詞節錄
- 日ひ
日、天
- 良秀りょうしゅう
良秀(固有名詞)
- 絵え
畫(え)
- 一双いっそう
一雙(屏風)